■イケイケすぎた「灰皿テキーラ事件」以前の海老蔵

 海老蔵を巡るいざこざは、広く報じられた「隠し子騒動」や「灰皿テキーラ事件」だけではないという。

「“灰皿テキーラ事件”前の海老蔵さんの傍若無人ぶりは凄まじかった。当時はラウンジバーなどに、社会的にも地位がありそうな年長者の関係者に通っていましたが、海老蔵さんは自分のグラスが空いたら即座にお酒が注がれないとブチギレて、グラスを放り投げていましたからね。

 また、関係者がカラオケを歌おうとしてもその曲を消去して、平気で割り込んでいました。帰る段になっても悪態ぶりは健在で、タクシーに乗り込むと開口一番、“俺ん家に帰れ”と指示を出す。そんなのほとんどの運転手が知るはずもないですよね。にもかかわらず、運転手が自宅を知らなかったらブチギレていましたね……」(飲食店関係者)

 妻の小林麻央さん(享年34)の死で丸くなったと言われる海老蔵だが、以前はマスコミ対応も高圧的だったという。

「ある芸能記者が、都内の高級住宅地に完成したという海老蔵さんと麻央さんの新居の取材に行った際、偶然にも2人に鉢合わせたんです。記者は思わず写真を撮ったそうですが、これに海老蔵さんがブチギレてしまった。

 突然、写真を撮られて怒るのは理解できますが、その迫力が尋常ではなかった。海老蔵さんは“撮るなって言っただろ! 言ったのに何で撮るんだよ!?”と怒鳴り、自宅そばのコンクリートでできた場所に記者を正座させて“ダメって言われたのに何撮ってるんだ? どういうつもりだ、理由を言え!”と凄んだといいます」(前出のワイドショー関係者)

 記者はその場で土下座せんばかりに謝ったという。

「海老蔵さんに言われて、撮った写真は消去したんですが、その後、“1分やるから聞きたいこと聞け”と取材には応じてくれたそうなんです。結果的に3分ほどいろいろと話してくれたといいますから、“記者も仕事で来ているから手ぶらで帰らせるわけにはいかない”と、海老蔵さんなりに配慮してくれたんでしょう。そういった男気ありますよね。

 ただそれも、良いパパかといえば決してそうではないような……。他にも女性関係含めて、海老蔵さんの過去には驚くようなことがまだまだ相当あると言われています。そういった過去の素行を棚に上げてドヤ顔で子育て論を語ったことで、“どういうつもりなんだ?”という声が出ているんでしょうね」(前同)

 海老蔵は、今後もメディアでイクメン代表として「子育て論」を展開するのだろうか!? もしかして、ヤンチャな過去はすべて忘れてしまった?

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4