■「北海道時代も、売れていたわけではありませんでした」
――若いころといえば、北海道のローカル番組で活躍していましたが、あのころは収入が安定していたんですか?
長谷川「いや、そんなことはないです。微々たるもので。バイトもしていましたし、実家にいたから生活できたようなもので」
――上京前はローカルタレントとしては成功してたと思っていましたが、そうでもないんですね。
長谷川「そういうわけではなかったですねぇ」
――渡辺さんは以前結成していた「桜前線」ではボケ役だったそうですが、やはり現在のツッコミの方がやりやすいですか? 今回の『くすぶり中年の逆襲』を読んでいると、ボケ・ツッコミ両方をやれている感じがして……。
渡辺「うーん、やる人によるんじゃないですかね。2人の関係性でそういうのは変わってくると思います。決めたわけじゃなくこうなりましたし、べつに自分のことをツッコミとも思っていないので。ただ、注意してるだけなんで。暴れてるおじさんを“よしなさい”って注意してるだけなんで(笑)」