■俳優陣の演技に称賛の声が集まるも

 今回は、相次ぐトラブルで優が追い詰められる展開で、実家の借金と真子の学費の心配。ようやく提携を結んだ作家の同人誌の印刷を実家の工場に依頼したのに、2000部の発注が200部しか刷られておらず、作家から訴えを起こされそうに。さらに、衛から病気のことを隠されていたことにショックを受ける。

 そして、ドラマの終盤。株式上場記念パーティーから帰宅すると両親が待っていて、桜が「自分たちだけでは間に合わないと発注した、昔なじみの業者に頼んでいたが倒産していて、仕方なかった」と、同人誌を刷れなかったことを謝罪。優は「だとしたら、間に合わない時点で知らせてほしかった」と訴えた。

 さらに、優は「父さんも母さんも一生懸命働いてくれていて、それで貧乏なら仕方がないと思っていた。でも、今回のことで分かった。父さんたちは貧乏に慣れてんだよ。もうイヤなんだよ! 金がないって話ばっかり」と言い放ち、真子の学費が入った封筒を叩きつけ、その場から両親と衛を置いて出ていってしまう。

 視聴者はツイッター上で「目を真っ赤にして苦しむ優くんの表情が頭から離れません。赤楚衛二すげーな」などと、赤楚の熱演を称賛していたが、その一方で「赤楚君があれだけ泣いて、スゴい演技力だなとは思ったけど、まったく感情移入出来なかったのはやはり脚本のせいなのか」など、厳しい声も少なくなかった。

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