■忘年会や新年会はチャンス!
食費をそこまで抑えられたら、「食費・雑費」の残り3万円を車の維持費や遊興費などに回せる。
最後に、“飲み代の錬金術師”を自称する本誌編集部員の極意を紹介したい。この忘新年会シーズンに役立つ裏ワザといえる。
「飲み会の幹事になることです。参加者から飲み代を現金で集め、支払いは自分のカードでまとめて決済。会費5000円で10人の会なら計5万円で、ポイントは500〜1000円分付きます。5回で約1回分の飲み代になる計算ですが、幹事をやって仲間から感謝され、ひそかに儲かる……これこそ、一石二鳥です」
プロが教える月10万円で暮らす、とっておきの裏ワザ。あなたの暮らしにも取り入れてはいかが?
■月10万円で楽しく生きる裏技
晩酌はハイボール 倹約生活をしてもお酒を我慢する必要はない。ウイスキーや焼酎を大容量ボトルで買い置きし、炭酸水で割って飲めば、1杯あたり数十円と激安で酔える。
図書館を利用する 本を借りるのがメインだが、最近の図書館はCDやDVDも借りることができる。漫画を貸し出す図書館も増えており、無料でさまざまなエンタメを楽しめる。
衣服はファストファッション 衣服は安い店で必要最低限そろえたい。となれば、ユニクロやGUなどのファストファッションだろう。しかも、最近はオシャレで、ジャケットは定価で4980円と安い。
支払いはクレジットカード 現金を使わず、カード払いに一本化すれば、ポイントが貯まるし、カード明細が家計簿代わりになって家事も軽減。現金の引き落しは月1回とルール化しよう。
散髪は1000円カット ヘアカットに5000円出すのはもったいない。男性ならば、髪型はヘアースタイリング剤でいかようにもなる。地域で一番安い理髪店に行くように心がけよう。
テレビを手放す テレビを所有していると、NHKの受信料の支払い義務が生じるが、月々の支払いは1500円と割高。ふだんからあまりテレビを見ない人は手放すのも一手。
外食よりも自炊 牛丼代も値上がりするなど、最近は外食代が高くなっている。自炊が手間という人は、週末に作り置きすれば、手間もコストも抑えられるのでオススメだ。
交通手段は徒歩が前提 電車やバスなどに頼らず、交通手段は歩くことを前提に考える。交通費を軽減するだけではなく、健康にも良いので、医療費を抑えることにもなって一石二鳥。