■オリジナルバンド、という可能性

「たとえば『DASH』でレギュラー同然の扱われ方をしているKing&Prince岸優太(26)やSixTONES森本慎太郎(24)と組んで、“DASH限定バンド”を披露する、という可能性もありますよね。ご当地PR課が、ギターやドラムなどの楽器工房を訪れて、楽器の魅力をPRする、という企画とかだったら、可能性もあるかもしれません」(制作会社関係者)

 ちなみに、森本はドラムが叩けるほか、キンプリのリーダーである岸は19年に舞台『DREAM BOYS』でギターの弾き語りをするためにキンプリのツアーのバックステージでも練習を重ねたり、奮発して高級ギターの「ギブソン」を買っている。ポテンシャルは十分だろう。

「歌唱力についても、岸は低音から高音まで響く広い音域の持ち主で、ビブラートや曲ごとの表情なども自在に操っていて、評価はかなり高い。“大野智に匹敵するレベル”という声もあるほどです。ベースに関しては、15年に『勝利summer Concert』で岸がベースギターを弾いたことがあるので、そういう意味でも可能性はありますね。TOKIOとはまた違った、独特の音楽を聞かせてほしいものです」(前同)

 TOKIOが5人だった最後の年に行われた『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017』では、『DASH』の企画「新宿DASH」が行われている屋上ベース基地に特設ステージを組んでロックバラード「クモ」を披露した。

 いつの日か、岸がボーカルを務め、DASHメンバーでバンドを組むその光景を観てみたいーー。

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