■ビートたけしの降板は「TBSの意向」が真相!?

 18日の同番組でもたけしは、「来年オレも後期高齢者になって、体のこと考えて生放送がきつくなったんで」と語っていたが、そんなたけしの番組降板のニュースに、SNSには「70歳過ぎても、まだまだやりたい事あるって凄い」「この後の余生を考えて降板を申し入れたビートたけしさん、朝の帯番組で激務になっている安住紳一郎アナのことを踏まえると、番組として終止符を打った方が良いと思うなあ」「この間の野球延長の際、確かにしんどそうだったけど……。たけしさんが『Nキャス』降板したら、ただのニュース番組になるんだろうなぁ……」といったコメントが寄せられている。

「たけしさんの降板を惜しむ声や『Nキャス』のパワーダウンを懸念する声が上がっています。ただ、12月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、降板はたけしさんからというよりもTBSサイドの意向だといい、たけしさんはショックを隠しきれていなかったといいます。

 かねてより、たけしさんの高額ギャラが問題視されていましたからね。また、たけしさんや坂上さんのようないわゆる“おじさんタレント”はテレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率も持っていない。テレビ不況の今、そういったタレントの番組が終了したり、降板となるのは自然な流れとも言えます」(前出の制作会社関係者)

『バイキングMORE』は坂上をはじめとするパネラー陣の毒舌に、『Nキャス』にはたけしの滑舌の悪さを指摘する声もあった。

「ただ、2つの番組以上に視聴者から批判的な目で見られている番組があります。それが『サンデーモーニング』(TBS系)なんです」(前同)

 関口宏(78)がMCを務める日曜朝の『サンデーモーニング(サンモニ)』は1987年から続いており、同一司会者による報道番組では最長寿のTBSの看板番組とも言える存在だ。

 そんな『サンモニ』については11月28日に、コメンテーターを務める野球評論家の張本勲氏(81)が、年内で番組を卒業することが発表されたことも記憶に新しい。

 張本氏は「私の都合なんですが、シニア人生をゆっくり過ごしたいんですよ。番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します。来年は節目節目では出てきますから、またお会いできると思います」とコメントしている。

「表向きは年齢や体力面を考慮しての卒業ということですが、たび重なる“ハラスメント発言”が問題視されたともっぱらです」(同)

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