■張本勲氏の「どうでもいい」発言に関口宏が必死のフォロー

 これまでもパワハラ、セクハラとも取れる発言で物議を醸してきた張本氏だが、今年8月の“ボクシング発言”が卒業の引き金になったとも報じられている。

 8月8日の放送で東京オリンピックで金メダルを獲得した女子ボクシングの入江聖奈選手(21)を取り上げた際、張本氏が「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」とコメントしたのだ。

 これを受け、ネットには「アスリートに失礼すぎる」といった批判的な声が殺到。日本ボクシング連盟もTBSに抗議文を送り、番組は謝罪することとなった。

「そんな中、12月12日の『サンモニ』での張本氏の発言にも、厳しい批判の声が寄せられています」(前出の制作会社関係者)

 この日の番組では、アメリカの女子ゴルフツアーの来季出場権をかけた最終予選会の第7ラウンドを取り上げた。

 45位までに入れば来季の米ツアーメンバーの資格が得られる予選会で、古江彩佳選手(21)が5位タイ、渋野日向子選手(23)は29位タイという成績だった。

 関口から「大丈夫でしょうね?」とコメントを求められた張本氏は「もうどうでもいいんじゃないですか、アメリカでやるプレーだから。日本でじゃないから」とそっけなく返答。これには横に座っていたヤクルトスワローズの高津臣吾監督(53)も苦笑いするしかない様子だった。

 そんな中、張本氏は「誰が出ようと(笑)。日本でやってもらいたいわね」と持論を展開。関口は「またハリさん理論が出ました。でも頑張ってるんです!」と応じ、高津監督も「予選会頑張ってほしいと思います」とフォローするようにコメントした。

 張本氏のこの発言に、視聴者からは「張本のサンデーモーニングでの発言を聞いてことごとく嫌気がさしたのは私だけではないと思う」「どーでもよいのはあなたですよ」「何を“どうでもいい”と思おうと個人の勝手だけど 視聴者はほぼほぼ、張本勲氏の意見は“どうでもいい”と思ってると思うよ(笑)」といった声が上がっている。

「ただ、この日は張本氏だけではなかったんです。ジャーナリストの青木理氏(55)の発言にも厳しいツッコミが入ってしまいました」(前同)

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