■面倒くさい男をやらせると抜群な坂口健太郎

 以前から視聴者の間では、百瀬はNHKの朝ドラ『おかえりモネ』の菅波先生と、面倒くさいキャラがかぶっていると話題だったが、今回はその“焦れったさ”がキュンを増幅させたようだ。どちらも坂口が見事に演じたため、今後も坂口には面倒くさい男役が増えそうだ。

 最終回の予告によると、イチからつきあいを始めることになった明葉は、百瀬と暮らしていた家へと帰ることに。明葉がお揃いのものを買ってきてくれるなど、“初めての両想い”につい浮かれてしまい、百瀬は別の面倒くささを発揮しそうだ。

 しかし、百瀬が「今までありがとう」と語りかけ、明葉が「お世話になりました」と応える、別れを予感させるシーンも。一緒に暮らしていた家を退去しなければいけない事態になるらしいが、原作のように、百瀬の仕事の都合による、3年間の別れのエピソードが入る可能性も高そうだ。(ドラマライター/ヤマカワ)

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