■「ランジャタイがいてくれてよかった」岩井の発言にも批判!

 さらにハライチへの悪評が上がったのはこれだけではなかった。前述のGyao!での『最速反省会』で、岩井は最終順位が9位という結果に対して、「ランジャタイがいてくれてよかった」との発言をするなど、飄々とした態度での受け答えを行なっていたのだが、

「いつも通りの岩井なんでしょうが、そこでの態度にも、反感を表す視聴者が続出。“ハライチ岩井が『ランジャタイがいてくれてよかった』と言ってたのが冗談でも嫌だー”“岩井が俺35歳だけど青春やってんな、って思いましたとか爽やかにラストイヤーの思い出作りみたいな 錦鯉とか自分達より年上の人に失礼だし、自分達はもう売れてますけど感がありすぎて”“ヘラヘラしないでほしい”など、厳しい声がネットには上がっていますね」(前出の夕刊紙記者)

 夕刊紙記者は続ける。

「コンビでの活動に加え、各々でのバラエティ番組の出演、ドラマ出演などすでに売れている彼らは、『M-1』を思い出作りと考えていたのではないか、といった批判も出てしまっています。

『最速大反省会』での“ランジャタイがいてくれてよかった”という言葉は、岩井の持ち味である”毒”のある発言だったのでしょう。しかし敗者復活戦と決勝戦を合わせて約2分もネタがオーバーしてしまったルール違反も相まって、そうした普段通りの毒舌に対しても、シビアな批判が巻き起こる結果となってしまいました。

 ただ、それだけ、視聴者も『Mー1』のことを真剣に見ているということなのかもしれませんね」

 その年の漫才日本一を決める大会『M-1グランプリ』は、参加芸人だけでなく視聴者も巻き込んで、油断すると火傷するほど熱のあるコンテンツになっているようだ。

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