■実は肉体派の俳優である高橋

 知性派の俳優というイメージが強い高橋だが、実はストイックに肉体作りをしている。

「17年の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)のイベントでトレンディエンジェル斎藤司(42)が言うには、『Tarzan』(マガジンハウス社)を読むより、高橋と話してた方がいいそうです。

 自宅では“簡単な筋肉トレーニングや、スピンバイクという自転車のような運動器具があるので、ずっと漕ぎながら有酸素運動をして、水分をとるということを繰り返しています”とのことで、私生活は本当にストイックだそうですよ」(前出の専門誌記者)

 19年の映画『引っ越し大名!』で全長3.8mの巨大な槍を豪快に振り回したり、11年の主演舞台『アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』でも殺陣を披露したりと、実はアクションでの活躍も枚挙に暇がない。

「テレビドラマだとアクションを見せる機会が少ないですが、今回は“スポーツジムでランニングする”といシチュエーションを筆頭に、素晴らしいアクションが期待できます。これを契機に、ほかでもアクション要素が多いドラマに出演してもらえるとファンも嬉しいのではないでしょうか」(前同)

 同作について高橋一生は、こうコメントしている。

「まだその時点で続編が決定していたわけじゃあないのに。

 演出の一貴さん、プロデューサーの土橋さん、人物デザイン監修の柘植さん、撮影の山本さん、照明部、衣裳部、メイク部、制作部も、『次』があるなら、とよく現場で話していました。

 そして、その時出来ること全てを一丸となって注ぎ、去年末、《岸辺露伴は動かない》が出来上がりました。(中略)俳優部の一人としては、一つの役を長く演じることが出来る幸福感を噛み締めると同時に、『次に出来ること』を楽しみながら、その時出来ることを詰め込みました。

 益々洗練されたこの奇妙な世界をご一緒に、冒険しましょう」

「~じゃあないか」という『ジョジョ』特有の言い回しを用いているあたりに、この上ないリスペクトを感じる高橋一生。アクション要素にも、期待したい!

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