■清原果耶は足でも魅せる?

 続いて、21年9月10日放送の第17週「わたしたちに出来ること」85話の、合鍵キャッチからのモネが菅波の胸の飛び込むハグシーン。登米へ行く日が近づいていた菅波(坂口健太郎/30)は、これから出勤するモネの「先生に話したいことあったんです」という言葉を受け、「送りますから。15分会いましょう」と告げる。

 川沿いの遊歩道で再会すると、モネは合鍵を菅波にもらってから彼の部屋をひとりで片づけながら、ずっと待っていたと明かし、「会いたかったんです。ちょっとでもいいから。先生だって言ったじゃないですか。顔見たらやっぱりいいなって。でも、先生行っちゃうから返します」と、合鍵を投げて返した。

 いつもは落としてばかりだった菅波なのに、このときは見事にキャッチして、「投げないでください。結論から言うと、大丈夫です。今後、何を投げられても、あなたが投げるものなら僕は全部とります」ときっぱり。すると、モネは菅波に駆け寄って、その胸に飛び込んだ。ピョンと跳ねたモネの足がかわいい、胸キュンすぎるハグだった。

 そして、21年9月20日放送の第19週「島へ」92話の、菅波に背中を押され故郷に向かったモネが、自分を鼓舞して一歩踏み出すシーン。祖父の牡蠣棚が竜巻の被害にあったことを知り、うろたえるモネに菅波は「落ち着いて。どうして自分で行かないの?」「また言うの? 何もできなかったって。もうそんなに無力じゃないでしょ」と語りかける。

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