『最愛』「好きやよ」大輝・松下洸平、戸田恵梨香・吉高由里子を輝かせた「普通の男」、2022年は田中圭レベルの売れっ子に飛躍の画像
※画像はTBS『最愛』番組公式ホームページより

 吉高由里子(33)主演のドラマ『最愛』(TBS系)が12月17日の放送で最終話を迎え、15年前と現代に起きた事件のめぐる伏線を見事に回収し、視聴者の間で称賛の声が相次いだ。そんな中、刑事・宮崎大輝を演じた松下洸平(34)への評価も高まっている。

 このドラマは、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高由里子)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝、そして、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新/47)を中心に展開するサスペンスラブストーリー。

 前回のラストで大輝に生じた、15年前の渡辺康介(朝井大智/35)の死体遺棄の疑いは、「大阪にいた」という証言で晴れたが、その一方で、加瀬に関する謎が次々を明かされていく。まず、謎の転落死をしていた橘しおり(田中みな実/35)の死亡推定時刻が解明され、加瀬のアリバイがなくなったことが判明した。

 これをきっかけに、大輝と桑田仁美(佐久間由衣/26)の捜査が進展。事件現場に残された物証と加瀬が、次々と繋がっていく。梨央たちが新薬の承認を目前にする中、大輝は加瀬に電話をかけ、死体遺棄事件について問いかける。加瀬は梨央に贈る革の手帳を購入しているところだった。

 ここから過去の秘密が隠されたブラックボックスが開いていき、梨央の弟・優(高橋文哉/20)が康介を刺してしまった台風の夜、加瀬と達雄(光石研/60)は康介の遺体を埋め、このときにお守りを落としていた。また、康介の父・昭(酒向芳/63)の殺害と、橘の転落死は、加瀬と揉み合いになった結果だと明かされる。

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