■『バイキング』は坂上忍が率いる“劇団”。劇団員切りは許せなかった

 おぎやはぎの2人も、自分たちの『バイキングMORE』での発言について言及している。

 12月15日放送の『バイキングMORE』では、坂上が「スタッフからさっきなにげに聞いたけど、小木くん、キワキワのことを言うとき、スタッフさんに“これって言ってもいいですか?”って確認してる」と暴露し、ネットニュースになっていた。

 翌16日深夜放送のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)では、これを受けた矢作が「逆なんだよな」と切り出し、「(実際は)スタッフが口止めしに(笑)。“小木さん、今日のあれなんですけど、この女性とこれが裏でつながってるとか、そういうのちょっとやめてください”とか。そういう注意が入るときがある」と説明。

 小木も「そうなの。“このことは絶対触れちゃいけません”とか、すごいたくさんあるんだよ」と応じる。しかし、『バイキングMORE』の放送時間が2時間45分もあるため、放送開始から2時間後には注意された内容を忘れてしまうと語ったのだ。

 芸能プロ関係者は「番組終了に関しては、やはり小木さんがキッカケだという話です」と言い、こう続ける。

「実は、来春の改編に向けて、坂上さんと『バイキングMORE』サイドとで話し合いが持たれ、“番組は今後も続きますが、おぎはやぎさんには降りてもらおうと思います”という話が出たそうです。

 しかし、これを聞いた坂上さんは激昂。“それは違う。おぎやはぎを切るんだったら俺が辞めますよ!”となり、結果的に収拾がつかなくなってしまったそうなんです」

 番組の看板である坂上が番組を辞めるということは『バイキングMORE』が終了するということになる。

「坂上さんは子どもの頃から劇団に所属して活躍し、今でも子役養成所を運営しています。そのため、『バイキングMORE』という番組も、“1つの劇団”という思いでやっていたといいます。約8年間、座長として“劇団員”であるレギュラー陣とともにやってきたのに、上から“劇団員を辞めさせる”と言われても納得できない、看過できないということだったと。

 特におぎやはぎは番組立ち上げ時からのレギュラーですし、坂上さんとおぎやはぎの2人は非常に良い関係にもあるそうですからね。だからこそ、“だったら自分が辞める”と男気ある啖呵を切ったのでしょう。そして、そのことで最終的には番組も終了することになったといいますね」(前同)

『バイキングMORE』終了後も、男気あふれる坂上とおぎやはぎの共演はたびたび見られるのかもしれない。

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