日テレ『イッテQ』をボコボコ!視聴率も独り勝ちの『M-1』絶対主義に「ブチギレ激怒」のケンコバが「涙の優勝」錦鯉に「完全敗北」した瞬間!!の画像
錦鯉

 12月19日、『M-1グランプリ2021』(テレビ朝日系)で錦鯉が優勝を飾ってから4日。その余韻はまだまだ収まっていない。

「ボケの長谷川雅紀(50)とツッコミの渡辺隆(43)、最年長コンビの涙の優勝が大きな感動を与えてくれましたよね。長年苦労を重ねてきた2人が涙して喜ぶさまには、サンドウィッチマンの冨澤たけし(47)、ナイツ塙宣之(43)ら審査員が感動でもらい泣きするほどの劇的な結末でした。

 最終決戦に残ったオズワルドインディアンスもレベルが高く、ネタの規定時間をオーバーしたハライチ、審査員たちを困らせたランジャタイなど話題も多かった。そんな今回の『M-1』は視聴率も凄かった。世帯視聴率18.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、今、テレビ各局が最重要視する13歳から49歳までのコア視聴率は14.1%ととんでもない数字を記録しました。

 同日は日曜日なので、1週間の全局全番組の中で最も高いコア視聴率をとることで知られる最強のバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)も放送されたのですが、『イッテQ!』はその日、世帯8.5%、コア5.3%といつもと比べれば低調な結果に終わりました。やはり、『M-1』に大きく削られた形ですね」(制作会社関係者)

 盛り上がり的にも、視聴率的にも大成功に終わった『M-1グランプリ2021』だが、現在のお笑い界の一部に存在する“『M-1』絶対主義”に、正面から異を唱える人気芸人がいるという。

 お笑いプロ関係者は話す。

ケンドーコバヤシさん(49)ですよね。ケンコバさんは以前から、芸人にとって『M-1』がすべてではない、といった趣旨のことを話しているんですが、現在、『週刊文春』(文藝春秋)でノンフィクションライターの中村計氏が連載している『笑い神―M-1、その純情と狂気』の中でも、怒気がはらんだ感じで、かなりキツい発言をしているんです」

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