■神田沙也加さん急逝で母・松田聖子はディナーショーをキャンセル

 12月22日、NHK総局長会見が東京・渋谷の同局で行なわれた。女優の神田沙也加さん(享年35)が同月18日に急逝したことを受け、母の松田聖子の出場可否について制作局幹部は「現状、引き続き状況を確認させていただいております」とし、「松田聖子さんサイドのお気持ちを最大限に配慮させていただく」と語った。

 12月23日のサンケイスポーツによると、松田は『紅白』で『赤いスイートピー』を歌う予定で、これはNHKサイドからの要望だったという。

「聖子さんは沙也加さんが亡くなった12月18日には都内のホテルでディナーショーに出演していましたが、翌19日はキャンセル。12月23日から26日まで大阪で予定していたディナーショー&コンサートも中止することが発表されました。『紅白』は果たしてどうなるのか、関係者の間でも注目が集まっています」(ワイドショー関係者)

 12月24日の日刊スポーツによると、松田は当初の予定通り出場する可能性が高くなったという。愛娘の急死に憔悴しきっているものの、「娘のためにもしっかりと歌わないと」と口にしているという。

「ただ、日本の大みそかの風物詩である『紅白歌合戦』自体の存続も、危ぶまれていますよね……」(前同)

 第二次世界大戦終結直後の1945年の大みそか、ラジオ番組『紅白音楽試合』としてスタートし、今日まで至る『紅白歌合戦』。そんな日本を代表する長寿番組が終了する可能性もあるというのだ。

 NHKの前田晃伸会長(76)は2020年1月の会長就任後、「会長特命プロジェクト」チームを立ち上げ、局内や番組の改革を急ピッチで進めているとされる。

「その結果、視聴率は決して悪くない長寿番組『バラエティー生活笑百科』や『ガッテン!』が、来春をもって終了することが検討されているといいます」(前同)

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