■あの韓国ドラマがリメイク!?

 さらに同枠は7月クールから、韓国で大ヒットした『梨泰院クラス』のリメイク作品『六本木クラス』を放送すると9月7日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。

 原作は“チャンガ”とその会長、長男のチャン・グンウォンをパク・セロイとその仲間たちが一泡吹かせる、勧善懲悪のドラマだ。日本版の配役はどうなるのか。

「これまでの報道をまとめると、主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)は竹内涼真(28)、女優が演じたヒロインのチョ・イソ(キム・ダミ)は平手友梨奈(20)、悪役の(ユ・ジェミョン)は香川照之(56)がそれぞれ相当する役をやるといいます。

 Netflix経由で日本でも大ヒットした作品ですが、それだけに不安要素も多いですね」

 まず、竹内についてはパク・セロイのトレードマークである「イガグリ頭」を原作通りにやれるのかどうか、という点は《髪型……どうなる?》《あの髪型するのも気になる》と、すでに不安視されている。

「もっとも、竹内さんとパク・ソジュンは年齢こそ4歳差がありますが、身長はどちらも185cm。“国民の彼氏”と呼ばれた竹内さんに対して“ラブコメの神”"国民の男友達(ナムサチン)" と評されていたりと、役者の方向性については近いものがあるし、本人も金髪と髭を生やしたり、22年5月にはアメリカ映画『セブンティーン・アゲイン(原題17AGAIN)』を原作にした作品でミュージカルに挑戦したり、役の幅を増やそうとしているし、やってくれると信じたいです」

 香川については、演技面に関しては何も心配することはないが、原作の展開をそのままなぞった場合、『半沢直樹』(TBS系)の名場面“大和田の土下座”と丸被りするシーンがあるためセルフパロディも同然になってしまう、という点が心配されている。

「しかし一番の不安材料は平手さんです。

 というのも、12月2日の『週刊文春』(文藝春秋)によると、平手さんは事務所を辞めてでも出るという強い意志を持ってこの作品に入れ込んでいるそうです。いっぽう、彼女にはドタキャンなどコントロール不能な面もあり、マネジャーが24時間体制でケアしなければならない。そのため、マネジャーのほうが体調を崩してしまったといいます。『六本木クラス』でも、そうならなければいいのですが……」

 いささか不安も残るが、テレ朝の木曜ドラマの層の厚さがよく分かる。

 直近では相葉雅紀(39)主演の『和田家の男たち』が放送していたテレ朝の「金曜ナイトドラマ」枠もヒットの予感がある。

波瑠さん(30)が主演、相手役に林遣都さん(31)を起用した『愛しい嘘〜優しい闇〜』が放送予定となっています。漫画家アシスタントで生計を立てている主人公・望緒と、中学時代の初恋の人で現在はIT企業の社長である雨宮(林)、幼なじみ・深沢稜(溝端淳平)、東京で弁護士をしている本田玲子(本仮屋ユイカ)、地元の名家に嫁いで専業主婦となった野瀬優美(黒川智花)、地元の会社に務めるお姫様気質の岩崎奈々江(新川優愛)ら仲良し6人組が再会したのをキッカケに、《嘘と闇、愛憎》が渦巻く《予測不能な超高速サスペンス》が起きてしまう……というドラマです」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4