■「天海祐希が“塙さん、ありがとー!”って言ってくれました(笑)」
――再登場するとは思ってたけど、まさか死ぬとは予想外でしたね。
「そうですね。できれば最終回でもう一回出てきてほしいとは思ってましたね。
あと、この話をした雑誌を天海祐希さんが読んでくださっていて。この前の『アメトーーク』(テレビ朝日系)(※)で初めて共演したんですけど、向こうから手を振って来てくれて」
(※12月30日放送の年末スペシャル「運動神経悪い芸人」企画に出演)
――すごい!
「最初、俺じゃないと思ってました。でも近づいてきて、“塙さん、ありがとー!”って。“俺だったんだ!”って。滅茶苦茶ファンになりましたね(笑)。
『キントリ』の場合は、1話ではCAとか、飛行機のシーンがありましたけど基本的に取調室でやる、シチュエーションのドラマじゃないですか。それだけなのに、あんだけ面白くなるとは、という面白さがありますね」
ー―場所が動かなくて、役者同士の勝負ですよね。
「そうですね。あれは本当にすごいと思う」
――次に、12月17日に最終回を迎えたばかりの『最愛』についてお聞かせください。
「テーマ通り、いろいろな人の『最愛というのを』最後に回収できたドラマ。本当に1話からずっと見て、もう1度見返さないと伏線が分からない部分も多かったので、それで人気になったドラマだった。友達も、考察してました。
何年か前、湊かなえさん原作で藤原竜也さんの『リバース』(17年・TBS)ってドラマがあって、滅茶苦茶面白くて。あれと同じスタッフだったので期待していたんですけど、その感じがよく出ていて。毎週毎週どうなるのか分からない展開と、誰が犯人なのか、みたいなところと。すごく面白かったですね。
松下洸平さんとか、みなさんの演技もよかったですし」
ー―なるほど。