■光一&剛、キンキの“不発弾”は消えず?

B さあ、2022年もまた退所者が出てしまうかもしれませんね。あるとすれば、やはりKinKi Kidsですかね?

C 2021年末のコンサートを巡り、堂本光一(43)、堂本剛(42)、2人とも相当言いたいことがありそうでしたもんね。

A でも、元旦に東京ドームでコンサートがあり、そこで光一さんが「(今年)25周年、そしてその先も我々についてきてほしいなと思っております」と言っていたんですよね。現実的にはないのではと。

B そうですね。2019年7月にジャニー喜多川さんが亡くなられたときは、キンキの解散、退所が非常に危惧されましたが、それから2年以上経って、さすがに落ち着いてきている感じですよね。2人は唯一とも言える“ジャニー派”でしたからね。

C そう、先の年末のコンサートで揉めたのも、結局は“派閥”が原因だという話ですよね。SMAPが解散し、彼らのチーフマネージャーだったI女史が退所し、派閥はなくなったんですが、それまでは現在社長の藤島ジュリー景子氏の“ジュリー派”、“I女史派”に別れ、バチバチでしたからね。

 そんな中、キンキの2人はそのどちらにも属さず、あえて言うならジャニー派だった。だから、変なトラブルに巻き込まれないという良い面はある一方、“恩恵”もなかったといいます。ジュリー派のど真ん中にいたTOKIOと比べると、極端に『NHK紅白歌合戦』への出場回数が少ないですからね。

 光一が、今回の年末年始は東京ドームでコンサートはできないと思っていたのに12月30日のジャニーズフェスティバルのことを知って、“結局できるのか”となって憤ったという話ですが、これも今や重鎮の彼らよりも、事務所が若手を優先しているように感じたからだとささやかれていますね。

B じゃあ、現状、現実的にはキンキの解散、退所は考えにくいけど、お腹の中に“不発弾”はまだ残っている、という感じですかね。

 長瀬智也、近藤真彦、森田剛というビックネームが辞めた2021年のジャニーズ。2022年もあっと驚く退所者が出てしまうのか!?

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