「M-1王者・錦鯉」を作った「4人の恩人」たち!「最後の最後の一言」「俺は死んでました」いま明かされる熱すぎる「号泣秘話」の画像
錦鯉

 2020年の『M-1グランプリ』でファイナリストに残ってブレイク。翌21年には『M-1グランプリ』で優勝を勝ち取って一躍時の人となった錦鯉。07年に優勝したサンドウィッチマン以来の「非吉本芸人」であることも大いに話題を呼んだが、錦鯉のボケ担当・長谷川雅紀(50)についても、あらためて注目が集まっている。

「北海道出身の長谷川は、当時設立したばかりだった札幌吉本の1期生でした。錦鯉よりずっと先にブレイクしたタカアンドトシが、長谷川の同期だったんですよ。自著『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)によると、長谷川が事務所入りしたのは23歳。

 一方のタカトシは、“学生服を着てオーディションを受けにきた”そうです」(専門誌記者)

 著書で長谷川はタカトシについて、

「売れて人気者になっても、同期とはいえ年上で、全く芽の出ないボクに、何度もお金を貸してくれたし、服をくれたり、ごちそうしてくれたり……この後も、本当にお世話になるんだけど」

 と語っていた。錦鯉が本格的に売れ始めた21年の4月4日に放送した『有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)では、錦鯉がタカトシをネタにした漫才を披露し、

「タカと出会って26年……いつもご飯をごちそうになってばっかりで、本当に感謝しています。あの頃お金がなくて、お金を何度も借りて、あの時お金を貸してもらわなかったら、俺は死んでました。それぐらい感謝しています。

 東京に出てきて、芸人を辞めようかなと思った時がありました。でもそんなときに、テレビでタカアンドトシが活躍している姿を観て、僕ももう少し頑張ろうと背中を押してもらったので、今の僕がいるのもタカアンドトシのおかげだと思っています。ありがとう!」

 と長谷川が号泣する場面もあった。ちなみにトシ(45)は21年2月にYouTubeチャンネル『こうもトシんご』にて、

「昔から抜群に面白かった。爆発力が半端ないんですよ。だから『絶対に面白いんだから、絶対にやめんなよ』って。俺も相方も『なんとかはせ(長谷川)、どうにかなんねえか』みたいな」

 と、売れる前の錦鯉について評していた。

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