■マツコ・デラックスはテレビの世界から“勇退”か

 マツコ・デラックス(49)も、田中と同じように自身の仕事を整理していると言われている。

 2021年11月放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)で、マツコは自身の身の振り方について「いろいろ、本当に考えているのよ」と切り出して「どのタイミングで私は身を引こうかなってずっと考えてる」と告白した。

 また、2020年9月にマツコが約10年にわたってレギュラー出演していた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)を突如降板した際、番組MCの明石家さんま(66)がラジオ番組で「本当は5年前に(番組を)辞めて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい。俺ともし番組やるとしたら、『(お笑い)向上委員会』みたいなことしたいらしいのよ」とその経緯を明らかにしたこともあった。

「そんなマツコさんが出演する『アウト×デラックス』(フジテレビ系)は、この3月での終了を予定しているといいます。視聴率がよくなかったということもあるんでしょうが、マツコさんがテレビの仕事を整理しているからという理由もあり、番組は終わるともっぱらです。

『ホンマでっか!?TV』をマツコさんが降板する際に、マツコさん側から“何か一緒にやりたい”という希望から実現した番組『週刊さんまとマツコ』(TBS系)にも不穏な話が出ていますよね」(前出の制作会社関係者)

 2021年4月16日、さんまとマツコという超人気MCを迎えてスタートした『マツコとさんま』。しかし、同時間帯の『サザエさん』(フジテレビ系)の半分ほどの世帯視聴率しか取れておらず、今年4月に放送日時を変更して大幅リニューアルを図ることになると12月28日の『東スポWeb』が伝えた。

「放送枠の変更だけではなく、終了も検討されていると聞こえてきています。『アウト×デラックス』から始まり、『さんまとマツコ』など、マツコさんの出演番組が徐々に減っていく――ということも考えられそうですね」(前同)

 芸能界は生き馬の目を抜くような世界だと言われるが、若手や大物に限ることなく、熾烈な生き残り争いが今年も繰り広げられそうだ――。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6