■他番組でも『イッテＱ』内でも「共食い」事件が発生
「『沸騰ワード』で放送されているメイプル超合金のカズレーザー（３７）が出演する『自衛隊に取り憑かれたカズレーザー』という企画があり、なおかつこちらの人気が高いために、『イッテＱ』の企画に“パクリでは？”との声が出ていました」（前出の専門誌記者）
さらに今回、同じ「共食い」が『イッテＱ』内部でも起きてしまったという。
「内村たちが『遠泳部』に挑戦する前に紹介されたのは『女芸人一芸合宿 ｉｎ青森県』で、ガンバレルーヤ、いとうあさこ、椿鬼奴（４９）、たんぽぽ・川村エミコ（４２）、森三中、おかずクラブ、フォーリンラブ・バービー（３７）ら計１１人がアーティスティックスイミング（旧：シンクロナイズドスイミング）に挑戦する企画だったんです」（前同）
２１年１０月放送回で、アトランタオリンピック銅メダリスト・シドニーオリンピック銀メダリストの藤井来夏（４７）が主催する「ライカエンターテインメント」の下でアーティスティックスイミングを学んでいたが、今回はそれをさらに発展させる形となった。
「水泳以外に道の駅を訪れる権利を賭けて羽根つきしたり、“朝の運動”と称して雪上ボクシングをしたり、旅館でモノマネやコスプレをしたりと精一杯盛り上げと差別化を図っていましたが、同じ日に“水泳”が２連続で放送されてしまったというところに、ネタの枯渇を感じさせます。
そういう事情もあるのか、新春ＳＰは１９時からの世帯視聴率の比較で惨敗していまった。同時間帯を制したのは、『バナナマンのせっかくグルメ！！ 新春食べ始めＳＰ』（ＴＢＳ）で１０．８％でした」（前同）
『せっかくグルメ』以外も、１９時２０分からの『チコちゃんに叱られる！』（ＮＨＫ）が１０．１％、『夢対決２０２２ とんねるずのスポーツ王は俺だ！！ ５時間スペシャル』（テレビ朝日）が９．７％。
そのあとが『イッテＱ！』で９．６％。実に残念な数字となってしまった。
年明け早々、改めて内外で「共食い」状態になってしまった『イッテＱ』。今年も、大変な１年になるかもしれない……。
