いつもは、爆笑ネタや一発ギャグ、はたまた巧みなトークでお茶の間を笑わせてくれるのが芸人。しかし、時には彼らの真剣な表情や涙が、見ている人の感動を生むこともある。
「ここ最近で、日本中に大きな感動の渦を巻き起こしたと言えば、２０２１年１２月１９日に行なわれた『Ｍー１グランプリ２０２１』（テレビ朝日系）で優勝を飾った錦鯉の２人ですよね。ボケの長谷川雅紀（５０）とツッコミの渡辺隆（４３）のベテランコンビで、チャンピオンになった際の、今年５０歳の長谷川の涙は大反響を呼びましたよね。芸人仲間からも“青春している”という称賛の言葉が飛び出し、見ている誰もが、彼らの長年の努力が報われたと感じた瞬間でした。
そんな中、その涙の『Ｍ－１』から３日、意外なお笑いコンビのＹｏｕＴｕｂｅが、錦鯉に負けないほどの感動を生んでいるです」（お笑いライター）
そのコンビとは、とろサーモン。たしかに、Mー１チャンピオンとなった錦鯉から遡ること４年、２０１７年に同じくＭー１王者になっているとろサーモンだが、彼らと苦労人の錦鯉とでは、キャラがかなり異なる。
「とろサーモンもめちゃくちゃ苦労してきたとは思いますが、特にボケの久保田かずのぶ（４２）により顕著ですが、彼らにはハチャメチャな破天荒イメージが先行しますよね。酔った状態で『Ｍー１』の審査員の上沼恵美子（６６）に絡んでしまったり、昨夏には久保田が自腹を切って千葉テレビで番組枠を買い取って『とろサーモン久保田、テレビ局の枠を買う。』を放送したのですが、コンプライアンスのギリギリ、見る人によってはギリギリアウトの内容を放送したり……。
そんな、感動とはほど遠いと思われるとろサーモンのＹｏｕＴｕｂｅ動画『ともだち』が、大きな共感を生んでバズっているんですよ」（前同）
