■キムタクや関ジャニの先輩も通った「悪役街道」

「古い例だと、木村拓哉(49)は若手時代から期待されていたのか、91年にデビュー間もないSMAP全員で行ったミュージカル『聖闘士星矢』では、木村のみ悪役の海皇ポセイドンを演じていました。

 その後の木村は“ヒーローのキムタク”という感じの役が多いですが、99年放送の『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)では他人のプライバシーを飯の種としか考えていないチンピラのパパラッチを演じたり、96年の『古畑任三郎』(前同)では動機があまりに身勝手過ぎて、古畑(田村正和)にビンタされた犯人などを演じていましたね」(専門誌記者)

 また、関ジャニ∞横山裕(40)は、一時期悪役が続いた時期があった。

「09年の嵐・櫻井翔(39)主演の『ザ・クイズショウ』(日本テレビ系)では記憶喪失の主人公にクイズ番組の司会を、過去の事件関係者を“回答者”として呼び出して罪を思い知らせようとすテレビ局のディレクターを、同年に単発、翌年に連ドラ化したHey!Say!JUMP山田涼介(28)主演の『左目探偵EYE』(前同)では、主人公の兄で犯罪プランナーのやはり悪役を演じていましたね」(前同)

『必殺仕事人』の製作会見にて「すごい財産になった」とコメントしている岸。2020年も『DASH』に役者業に、精進していただきたい!

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