深津絵里主演NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、オダギリジョーの「低視聴率大王」パワーを“帳消し”にする「高視聴率の女神」市川実日子!の画像
画像はNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』公式インスタグラムアカウント『@asadora_bk_nhk』より

 NHK連続テレビ小説カムカムエヴリバディ』(以下『カムカム』)が大きな盛り上がりをみせている。

 1月13日に放送された第51回では、深津絵里(49)演じるヒロイン・るいが、オダギリジョー(45)演じる、トランペット奏者の大月錠一郎(ジョー)から「トランペットのコンテストに優勝したら、いっしょに東京に行ってくれる?」と言われるなど、るいとジョーの恋愛模様が展開を見せている。

「毎日『カムカム』関連の多くのネットニュースが出るなど大変話題ですが、深津さんのるい編は視聴率も好調なんです。1月12日は世帯視聴率が17.3%、個人視聴率が9.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区/以下同)。上白石萌音さん(23)が演じる安子編の序盤は、平均世帯視聴率が15%台だったので、るい編の人気ぶりが分かりますよね。

 演技力は抜群で、評価はものすごく高いのに“数字が取れない俳優”と言われてしまっているオダギリさんが出演していることは、今回は全く関係ないようですね」(制作会社関係者)

 不名誉なジンクスが語られてしまっているオダギリ。彼が2003年に主演したドラマ『家族のうた』(フジテレビ系)は、平均視聴率3.4%という超低視聴率をマークし、8話で打ち切り。また、2018年に彼が出演した連ドラ『チア☆ダン』(TBS系)も、平均視聴率が7.1%という厳しい事態になってしまっていた。

「今回の『カムカム』の好調は、2006年の『西遊記』(フジテレビ系)の三蔵法師役以来、相当久しぶりに連続ドラマのメインキャストを務める深津さん、そしてオダギリさん、また、るいが住み込みで働くクリーニング屋の夫婦を演じる濱田マリさん(53)と村田雄浩さん(61)のコミカルな名演技など、一流俳優陣の好演と、テンポよく視聴者を飽きさせない展開など、脚本が素晴らしいことが視聴率好調の要因でしょうね。

 ですが、もしかしたら、オダギリさんの“低視聴率男”ジンクスを吹き飛ばせるキャストが、『カムカム」に出演していることも関係しているかもしれませんね」(前同)

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