■オダギリジョーの低視聴率ジンクスも撃破!?市川実日子演じるベリーの「勢い」

 2022年1月13日、オリコンニュースに掲載されたインタビューで市川は、今回の『カムカム』のベリー役について、こう語っている。

<ベリーは勢いがある印象です。るいさんも、ジョーさんも、静かな印象で。静かな方々の中、ポンと動いているような人。発言に裏表もないし、自分の思ったことと行動が一直線につながっています>

 ヒロインのるいと、トランペット奏者のジョーは2人とも「静」の印象が強いが、市川演じるベリーは『カムカム』の物語に「動」を生み出す、重要な役どころだと言える。

 深津演じるるい編の次、3代目ヒロイン、川栄李奈(26)が演じるひなたの物語は、1970年代、京都を舞台に物語が展開していくことが明らかになっている。

「実は、市川が演じているベリーは京都出身のお嬢さまという役どころなんです。今後は長く、るいとひなたの親子を京都でサポートする役割になるのではないか、とドラマファンの間ではささやかれています。これから市川さんは『カムカム』に長い期間出演するのかもしれませんね」(女性誌ライター)

 前述のインタビューで、『カムカム』への出演が決まったときの気持ちとして、<うれしかったです。深津さん、オダギリさん、おふたりが出演される“朝ドラ”は、どんなものになるんだろうとワクワクしました>と語っている市川。

 物語が大きな展開を見せ、一流俳優陣の名演技も素晴らしい。そして、オダギリジョーの「低視聴率大王」ジンクスを打ち消す「高視聴率の女神」市川の出演が続くならば、『カムカム』の絶好調は最終回まで続くのかも⁉

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