■「可愛らしく大人しそうに見えて、野心が凄いよな」

 その時を振り返ったトークでも、さんまの「俺たちも段取りあるからやなぁ」という釈明に怯まず、実はオチがついていたのにスタッフからカンペで指示されていたことを明かすと、最終的に「それは申し訳ない!」「ディレクターの責任やなそれは!」とトークが着地。「あれ怖いよね!」と共演者のいとうあさこ(51)も頷いていた。

「渋谷は『さんま御殿』で爪痕を残すことが多く、20年10月27日放送回では“お父さんから教わった護身術”のトークが大ウケして、『踊るヒット賞』を受賞したこともあります。

 同じくさんまMCの『痛快!明石家電視台』(MBS)でも見せ場が多く、さんまも渋谷を気に入っているのが伝わりますね」(専門誌記者)

 たとえば21年8月23日放送回ではレギュラー陣のはずの渋谷が「若手芸人とマッチングする企画」に紛れて出演。さんまが「ここのスタッフが気に入ってるってことやなぁ、ここに入れるっていうことは」と感心すると、「スタッフさんとはマッチングしてるんですけど、さんまさんともっとマッチングしたいなって」と小悪魔なコメントをし、「凄い女やなぁ~、ほんまに可愛らしく大人しそうに見えて、野心が凄いよな」とさんまを唸らせたこともあった。

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