■木村拓哉&岡田准一を草なぎ剛と「並ばせたくない」!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「見事なアクションや演技を見せた主演の岡田さんがノミネートされていないというのは、あまりにも不自然とも言えるでしょうね。そのため、映画界、芸能界では“ジャニーズさんは辞退したんですね”となっているんです。日本アカデミー賞は“授賞式に参加すること”もノミネートの条件ですからね。

“授賞されますか?”という打診を、ジャニーズサイドが断ったのではないかとなっています。そこにはやはり、現役のジャニーズタレントと草なぎ剛さん(47)を並ばせたくはない、というのはあるでしょうね」

 日本アカデミー賞は、前年の最優秀賞受賞者がプレゼンターを務めるケースが多い。2021年3月に行なわれた「第44回日本アカデミー賞」で最優秀主演男優賞を獲得したのは、『ミッドナイトスワン』で主演を務めた草なぎだった。

「ここ数年、前年の最優秀賞主演男優賞を受賞した俳優がプレゼンターを務めたこともあり、今回の授賞式で草なぎさんがプレゼンターに選ばれる可能性は極めて高いでしょうね」(前同)

 2021年3月の授賞式では、二宮和也(38)が『浅田家!』で優秀主演男優賞にノミネートされ、草なぎと一緒に登壇したことも話題を呼んだ。

「ジャニーズのど真ん中にいる二宮さんが草なぎさんと共演できたのは、俳優の道を究めていきたいという二宮さんの意向で、アカデミー賞も含めて“もらえるものはもらっておきたい”という強い思いがあったからだと言われています。

 ただ、今回はジャニーズサイドがノミネートを辞退した可能性が言われている。これに映画界が大揺れになっています。やはり、主催者側としては“授賞式を豪華なものにしたい”ですからね。木村さんや岡田さんにも参加してもらって、式を盛り上げたかったはずです。

 しかし、2人のノミネートなしでアカデミー賞自体のスケールダウンの可能性が出てきており、関係者は騒然となっているといいます」(同)

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