■しっかり試食したうえで、真摯なアドバイスを下していた
その後、小林シェフは『ツナマヨおむすび』に不合格の判定を下したが、
「(担当者の)椎名さん、ごめんなさいね。
ビジュアルって大事じゃないですか。美味しい美味しくないは、その後ですね。食べてみたいって気にならないこのビジュアルが、僕の中ではどうしても許せない」
「美味しいご飯ってどうなっていたら美味しいって、“ツヤとふっくら”じゃないですか。このおにぎりは色々なダシを使って炊いてるし、だったらツナと一緒に炊くとか。油脂分がご飯に回ればツヤも出るし、マヨネーズを使うならマヨネーズとツナを合わせたのをちょっとだけ中に入れるとか。
1個だけ見るんじゃなくて、全部トータルで見て、ちょっとずつ(改良)進めていく方がいいと思います。すみません」
と、真摯にアドバイス。厳しく言いすぎたことについても謝っていた。
「この回は、冒頭でも試食拒否するシーンが“前代未聞の出来事!”という演出で煽られて予告されていたり、該当のシーンも現場の緊迫した雰囲気が、スタジオの原田らのコメントで強調されたりしていました。
くわえて、この番組は開発者とシェフの熱い勝負が売り。TBSの意図していた演出や期待に応えようとして、シェフも演出過多になってしまったのだと思われます。
実際、ちゃんと謝罪する様子も、しっかりしたアドバイスもしていたのに、まったく無視されてしまうほど炎上してしまったわけですからね」(前出の専門誌記者)
いまだ冷めやらぬツナマヨおにぎり騒動。批判をするのは個人の権利だが、アンチはよく考えてからコメントしてほしいものだーー。