■2話でさっそく悪女ぶりを発揮
りく(牧の方)は都に戻るべく、頼朝(大泉洋)の舅という立場になる時政の出世欲を煽る“悪女”としての一面がある。放送前のキャストコメントでも宮沢は、
《牧の方と言うと、悪女というイメージがありました。あまり悪い女を演じたことがない私にこの役をオファーしてくださったことに、驚きと喜びを感じております》
と言及していた。
さっそく第2話では、頼朝をめぐってお家騒動が起きている状況下で困っている時政に対して、
「私のことは気になさらないでください」「私はあなた様に嫁いできたのです。他の皆さんに嫌われようが、そんなことはどうでもいいのです」「(時政が)そばにいてくれればいい」
と明かし、時政をメロメロにするシーンが描かれている。
《牧の方のこと全然好きじゃなかったけど、宮沢りえ見た瞬間かわい~~~~って思っちゃった》《宮沢りえちゃん演じる牧の方は実朝殺して幕府の実権握ろうと時政を焚きつけた悪女です》《こんな牧の方じゃメロメロになるわい。宮沢りえ美しいのう》
とSNSでは「手玉に取られるのも仕方ない美貌」と宮沢を絶賛する声がある一方で、
《あの牧の方(宮沢りえ)が後々大変なことを起こすんよ》《牧の方ですよねりえちゃん?あいつのせいで正義の武人畠山重忠が殺されたと思うとはらわたが煮えくり返る》
と、のちの展開に恐怖しているファンも少なくなかった。