■「新庄劇場」の不安点

「監督就任後に期待されている『新庄劇場』についても気がかりなことがあります。新庄さんの行動は、現役時代から斬新すぎて賛否を呼んでいましたが、どうも、当時結婚していた大河内志保(50)のかじ取りが上手かった部分があるようなんです」(前出の専門誌記者)

 1月1日の『NumberWeb』のインタビュー記事にて、大河内は当時を振り返り、こう話していた。

「発想はいいんだけれど、あまりにも突拍子がなさすぎて、世間から総スカンを食らうような危険性も備えていたんですよね。そういうところを私が見ていて『そういう言い方じゃない方が良いんじゃない? 』とか舵取りをしていったらいいかな、と」

「テレビに出た時とか、言動に関しては細かく言っていましたね。うるさいだろうけど、たとえ嫌われてもいいから、客観的に見て間違ってる、道から外れてるということは、命がけで注意し、説得して直そうと。好きだから嫌われないようにしよう、というのとは違いましたね」

 ちなみに、新庄はそんな妻のことを「志保コーチ」と呼んでいたそうだ。

「もちろん、現在も稲葉GMとか、日ハムの上層部とか、アドバイスをくれる人入るでしょうが、大河内さんは新庄監督の妻であると同時に、名プロデューサーでもあったわけです。それだけに、『新庄劇場』で何かやらかさないか、という不安はありますね」(前同)

 話題性は十分な「ビッグボス」。開幕後も、この勢いが維持できるといいけれど……。

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