■「四六時中、ひとを笑わせたい人間なんでね」

 17年の『週刊女性PRIME』のインタビューで大泉はこう答えている。

「前に出席したポルトガル映画祭でも、ウケる必要はないのに“こんにちは、クリスティアーノ・ロナウドです”って言っちゃうワケ。それを言うためだけに、私すごい緊張してるのよ(笑)。だって下手したらスベるし、怒られちゃうでしょ。そんなリスクを背負ってでも、人に笑ってほしいと思ってしまうんです」

 また、21年7月の『シネマカフェ』インタビューでは、

「僕の場合、『ひとつの笑いも取らずに淡々と真面目にやってくれ』と言われる方がつらいんです。四六時中、ひとを笑わせたい人間なんでね」

 とも話している。

「生来の人を笑わせたいという明るい性格にくわえ、ネットでは“ギャグで罵倒する際に直接的な『バカ』『死ね』のようなワードもここぞという場面しか使わず、『あそこの田んぼに植えてやろうか』のように普通の言葉で罵倒するスマートさ”なども評価されています。

 本人の性格、不思議なイジリやすさ、高い演技力。3つを兼ね備えた唯一無二のタレントではないでしょうか」(前出の専門誌記者)

 多くの人に愛されまくりな大泉。『鎌倉殿の13人』でも主役超えの活躍に期待したい!

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