特撮ライターが見た大酷評映画『大怪獣のあとしまつ』は「本当にダメだったのか」?山田涼介、土屋太鳳、オダギリジョー出演も「ネットで炎上」!太鳳母の難解すぎる感想「断捨離しようとした瞬間、処分しようとしていた物の中に大切な鍵」の画像
画像は映画『大怪獣のあとしまつ』公式ツイッター『@daikaijyu_movie』より

「期待を裏切ってくると思います。色んな意味で」

 2月4日公開の主演映画『大怪獣のあとしまつ』について、主演のHey!Say!JUMP山田涼介(28)はCMでそう語っていた。

 同作はタイトル通り「突然死した大怪獣をどうやって処分するか?」を描いた「空想特撮エンターテイメント」。東映と松竹という2大映画会社のコラボ、どことなく庵野秀明監督の『シン・ゴジラ』を彷彿とさせる予告。2010年に『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』で活躍し、現在もウルトラマンを中心に特撮大好き女優で知られる土屋太鳳(27)や、00年に『仮面ライダークウガ』(テレビ朝日系)で主演を務めていたオダギリジョー(45)などなど、特撮に縁のある俳優の起用が話題を呼んでいた。

 ちなみに土屋は映画パンフレットで、夫役の濱田岳(33)について、

「私は特撮作品のテレビシリーズにも映画にも影響を受けているので、ビデオのテープが擦り切れるほど拝見した濱田岳さんと夫婦役だと知ったときは家族で大騒ぎとなりました」

 と話しているが、これは当時小学生の濱田が事実上の主役だった99年公開の映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』を指すと思われる。実は、濱田の映画デビューも特撮映画だったのだ。

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