東出昌大、公演中の主演舞台でみせた「ゲスと激情」の別人演技!“奇跡の再起ルート”は「バツイチもシンクロ」高嶋政伸と同じ“生理的嫌悪感俳優”の道!?の画像
東出昌大

 1月18日発売の『FLASH』(光文社)で、1月末で所属事務所を退所するとの報道が出た東出昌大(34)。だが、2月になった現在も所属事務所のHPには東出のプロフィールが掲載されており、WOWOW独占配信ドラマ『にんげんこわい』(2月13日から配信)の出演情報が更新されている。

 所属事務所と契約延長しているのかどうか、いまだ去就がはっきりしていない東出だが、現在は主演を務める舞台『悪魔と永遠』(2月5日から13日まで、東京・本多劇場)に出演している。

 東出が演じるごく普通のサラリーマン、鞍馬正義(くらま・まさよし)は、ある日、打ち上げで酔っ払い、羽目をはずしにクラブへ行くことに。そこで出会ったマリアと名乗る女性と、訳が分からぬ展開になり、違法薬物を注射される。さまざまな出来事が起き、その後、警察のお世話になることになった鞍馬が社会でどう生きていくのかを描いていく話なのだが、この舞台を観劇した女性誌編集者は語る。

「東出さんは、大人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)などにも出演する俳優・尾上寛之さん(36)のような超実力派俳優とも互角にやりあっていました。また、劇中では、女性に対して“ゴミみたいなやつが、一人で死んどけ”というような、思わず引いてしまうようなセリフを言う場面もありましたね。

 時には彼が本当に涙を流しているのではないか、と思うほど感情をむき出しにして叫んでいるシーンもあり、その熱演ぶりに心打たれました」

 東出は2012年の映画『桐島、部活やめるってよ』でデビューして以来、元妻の(36)と共演したNHK連続テレビ小説ごちそうさん』での西門悠太郎役や、長澤まさみ(36)主演の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)シリーズでは”ボクちゃん”役を務めるなど、どこか朴訥とした印象の好青年という役柄を多く演じてきた。

「しかし、この舞台で東出さんは、堕ちていくサラリーマンの姿を全力投球で演じているんです。プライベートではさまざまなひどい一面が報じられている彼ですが、いざその口から“ゲスなセリフ”が飛び出すと、そういうイメージがなかったのでやっぱり驚かされましたね。

 ただ、今回のゲスで激情的な役柄は非常に合っていて、素晴らしいと感じられましたね、今後、こういう役をどんどん演じていくのが、彼の再起への道なのではないでしょうか。

 そんな東出さんが目指すべき道、“好青年”から180度イメージを転換して現在、超個性的な俳優として活躍している、東出さんの“ロールモデル”というべき名役者が、芸能界にはいますよね」(前同)

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