■”ロールモデル”高嶋政伸も泥沼離婚スキャンダルで仰天プライベートが露呈

 東出のロールモデルとなるかもしれない先輩俳優――それは、高嶋政伸(55)だ。

 2020年1月、『週刊文春』(文藝春秋)で、唐田えりか(24)との3年間に及ぶ不倫が報じられ、同年7月に杏と離婚をした東出。その後も、2021年10月には仕事のロケ地である広島に交際相手の女性を呼び寄せ、密会していることが再び『週刊文春』に報じられるなどし、今まで培ってきた”好青年”のイメージは地に堕ちた。前出の女性誌編集者は話す。

「高嶋さんも、2011年7月に元妻の美元(みをん)さん(39)と離婚調停中であることが報じられ、2012年2月には、離婚裁判の場で高嶋さんが“25年間の俳優人生を投げうってでも離婚したい”と発言するなど、事態は泥沼化しました。その9か月後に離婚は成立しましたが、高嶋さんの芸能人生の中では相当大きな出来事で、世間も彼のイメージのひとつとして記憶していますよね」 

 高嶋は、『クイズ・ドレミファドン』(フジテレビ系)や、『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)で司会を務めた俳優・タレントの高島忠夫(享年88)と、元宝塚歌劇団でトップスターを務めた寿美花代(90)夫婦の間に生まれ、俳優の高嶋政宏(56)を兄に持ち、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子(53)は従妹という芸能一家の生まれだ。

 1988年のNHK朝ドラ『純ちゃんの応援歌』で俳優デビューをして以降、1990年から1994年にかけて、ドラマ『HOTEL』(TBS系)で赤川一平役を演じ、「姉さん、事件です」の決めセリフが有名に。その後も2002年2月には『浅見光彦スペシャル 貴賓室の怪人』(日本テレビ系)で、スマートで都会的な探偵・浅見光彦を演じるなど、高嶋は”好青年”のイメージを崩さなかった。

 その後に勃発してしまった“離婚スキャンダル”では、報道各社がこぞって報道する中、高嶋が美元に対して「ブス」「死ね」などと罵倒する音声が流出し、DV疑惑が持ち上がるなど大変な騒ぎとなった。加えて、ゴミ出しの方法を妻の美元に細かく指摘することが暴露されるなど、高嶋が今まで大事にしてきたクリーンなイメージへのダメージが危ぶまれたが、その後、俳優として大きな転機を迎えることとなる。

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