■まだまだある!「日本全国産地偽装」食品リスト
ふるさと納税返礼に県外産マツタケ 岩手県八幡平市は、ふるさと納税の返礼品に、地元ブランドのマツタケを送っていたが、19年8月、県外産の混入が発覚。代行業者の責任者ら2名が逮捕された。
人気ラーメン店で産地偽装 21年10月、元アイドルが経営するラーメン店で、国産のエビや牛モツが外国産、三重県産モヤシや茨城県産豚肉が他県産だったことが発覚。返金する事態に。
外国産ゴマを国産ゴマに 19年4月、鹿児島県の製油業者は、半年間にわたって「白ごま」400袋、「黒ごま」50袋に外国産を混ぜ、「国産ごま」と表示して販売。社長が逮捕された。
「梅の実ひじき」の販売停止騒動 19年9月、国産梅で人気のふりかけだったが、中国産の梅を使用したことが発覚し、販売停止に。2か月後、国産梅の安定供給のめどが立ったため、販売が再開。
外国産はちみつを国産表示 18年1月、群馬県の業者がハンガリー産のはちみつを「国産はちみつ」と表示して、9か月間で約2トンを販売したことが発覚。「国産品が不足」と釈明した。
メルカリに偽装ブランドガニ出品 20年11月、石川県のブランドガニ『加能ガニ』の偽造タグをつけたズワイガニがメルカリに出品された。同時に福井県産の『越前ガニ』の偽装商品も見つかった。
メキシコ産マグロを長崎県産 17年、秋田県の水産卸売市場の職員が県内のスーパーに、産地偽装マグロ3.4トンを1087万円で販売。裁判では懲役1年・執行猶予3年の有罪判決が下った。
中国産ニンニクを地元産に 20年8月、福岡県の道の駅の農産物販売で、組合員男性が、出荷していた中国産ニンニクを「私が生産したもの」と地元産に偽装したことが発覚。除名処分に。
ロシア産を『道産ワラビ』に 14年5月、占冠山村産業振興公社が手がける山菜シリーズが大人気で、生産が追いつかず、北海道産と称してロシア産ワラビなどを使用。摘発を受けた。
駿河湾産のサクラエビ 20年1月、サクラエビの高騰を受けて、台湾産を国産と偽装する業者が相次いだ。これに、静岡県桜海老加工組合連合会は、統一認証ラベルを作成して対抗。