■すでに同世代の平均月収は余裕で超えている

 この年は、7月が46万4226円を記録しており、GWの営業でのギャラが2か月遅れで振り込まれたと推測できるため、坂井は「農家で言ったらどこが収穫時期かバレちゃいますね」とコメントしている。最終的に18年の年収は「449万4044万円」となった。

 そして、『M-1グランプリ2018』でファイナリスト10位になったあとの2019年は、1月のギャラが62万840円、2月のギャラが56万2348円と絶好調。

 ちなみに、最安値のギャラはお笑いライブ『ダンビラムーチョno寄席』で、わずか1000円だったことをツイッターで明かしている。

「この年の『M-1』関係の給料が一気に振り込まれたのでは、と推測されている4月が過去最高額の79万円となりました。しかし、同年12月に86万円であっという間に記録を更新しています。2019年は3月と11月以外、毎月50万円前後のギャラになっており、年収も655万3414円となりました。漫才のみの額でこれは本当にすごい事ですよ」(前出の専門誌記者)

 坂井の調べでは、30代男性の平均年収は約470万円/月収39万円と言われており、川瀬はすでに上回っていた。しかも「川瀬がもしテレビ出演を全部OKしてたら、この倍くらいはあったはず」と、坂井は付け加えている。

「金ちゃんによると、『M-1』で結果を出し続けているので、劇場のギャラも上がっているようです。ただ、2020年は芸人だけでなく多くの業界を苦しめた新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた年なので、川瀬も大打撃を受けたようです」(前同)

 前年の『M-1グランプリ2019』は準々決勝止まりだったがすでに人気を確立していたため、1月は58万、2月は55万、3月は41万円と安定していた。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5