■若林の裏話とそれを裏付ける証拠

「こうした改編は『深イイ話』や『ガッテン』のように長期コンテンツの人気番組が容赦なく終了しますが、このカラクリについて、3月16日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)で、オードリー若林正恭(43)が“出川哲朗(58)から聞いた話”、として生々しく語っていました」(制作会社関係者)

 若林は、番組終了を知らされるタイミングについて「裏の裏の話になっちゃうけど」と含みを持たせ、

「かなり上の上層部で決まるらしい」「かなり上のポジショニングの人がガラッと変わる、政権交代みたいな時があるらしい。そうすると、“変わったからよくなった”っていう手柄が欲しいらしい」

 と、社内政治での影響が大きいことを暴露。

 長期人気の番組を切り捨てて新番組をヒットさせることで「私が変わったからですよ」「革命を起こしたんだぞ」という印象を与えたい、という意図があることを明らかにしたのだ。

 そのため、いくら現場の空気がよくても上層部が変わった際は、「俺たちは全力でゴマすりに行かないといけない」と若林はトークを締め、元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が「編成部長が変わるタイミングが注意!」とカンペを出して補足説明していた。

「今回、特に枠移動や番組終了といった改編が多かった局は日テレとフジテレビですが、前者は木戸弘士編成部長が昨年12月に就任したばかり。後者も、21年7月に民放テレビキー局初の女性編成部長として中村百合子氏の就任が話題となっていました。今回の若林のこの告白には、“タイムリーすぎる!”“生々しいよね”といった声が上がっていました。

 ちなみに、若林にはそんな日テレから誘いがかかっており、しばらくは大丈夫と思いたいですね」(前同)

 若林は日テレで、4月12日から深夜番組『午前0時の森』が控えている。番組のMCに加え、“内容”も固定せず、オンエアと共にその日の全容を明らかにする生放送番組とのことだ。

 思わぬ裏話を暴露した若林。果たして『午前0時の森』はいつまで続くのか……。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5