■原作者に「実写化するなら演じてほしい」と言われてる2作品

 杏は「いろんな作品が実写化されてますが、いつか演じてみたい作品を紹介します!」と切り出し、2作品を紹介した。

 1つは、松田奈緒子先生によるの『レタスバーガープリーズ.OK,OK!』(集英社)。「元祖・歴女のヘッポコ・ラブコメディ」という部分が自分にピッタリだと説明し、「作者の方も昔、“ぜひ映像化の際は”と言ってくれたのでちょっと期待してます」と、さりげなくPRしていた。

 ちなみに「昔」というのは17年のラジオ『BOOK BAR』(J-WAVE)のこと。

《手塚治虫文化賞審査員でご一緒してる神保信長さんから完全版をいただいて、その手紙に「ドラマ化するなら主役は杏さんでと妻(松田奈緒子先生)が言っております」》

《実際読んでみたら、15年前の作品なので自分がモデルではないにも拘らず「わたしじゃん」》

 と、当時の杏はコメントしていた。

 そして、次に杏が紹介したのは、東村アキコ先生による「上杉謙信女性説」を下敷きにした歴史漫画『雪花の虎』(小学館)。こちらも「もし映像化するならやってほしいな」と東村先生に言われたことがあるそうだ。

「19年に杏さんが『偽装不倫』(日本テレビ系)で『花咲舞が黙ってない』(前同)以来4年ぶりの連ドラ主演をしたことが話題になりましたが、『偽装不倫』の作者が東村先生です。『偽装不倫』も《キャストが決まる前から杏が主人公を演じるイメージをもっていた》という旨の話を当時の囲み取材で東村先生が明かしていたので、今回も期待したいですね」

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5