■さんまのギャラは「1本500万円」!

 闇営業問題が明らかになり、宮迫が吉本興業から契約解除された際、さんまは自身の個人事務所に“一時預かり”として宮迫を受け入れた。また、2019年11月、自腹を切って多くの一流テレビマンを集めて、東京・六本木の超高級ホテル、ザ・リッツ・カールトン東京で「宮迫を励ます会」を開催したのもさんまだった。

「“励ます会”開催でかかったお金はすべてさんまさん持ち。その額は500万円とも言われています。にもかかわらず、宮迫さんはさんまさんが考えるような“復帰ルート”は歩まなかった。

 現在、YouTuberや焼肉店経営者として生活をしている宮迫さんですが、当初さんまさんはYouTuber活動に反対していたとされます。さんまさん自身、YouTube嫌いを公言していましたからね。また、芸人の活動とは程遠い、焼肉店『牛宮城』の経営もさんまさんにとっても驚きの展開だったのではないでしょうか。

 ある意味、裏切るような形でYouTuberデビューしたり、独自の道をどんどん進んでいく宮迫さんは、さんまさんにとって“もう切ってもいいような存在”だと思われがちです。ただ、さんまさんはそんな宮迫さんにもいまだにしっかりと手を差し伸べ、彼の芸人活動再開、そしてゆくゆくのテレビ復帰もあきらめていないということなのでしょう」(前出のお笑いプロ関係者)

さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)には、宮迫の相方である蛍原徹(54)が主要メンバーとして出演しており、さんまが蛍原に宮迫の話題を振ることも少なくない。

「それは、番組で名前を出すことで話題にする、またそれがネットニュースに取り上げられ、宮迫さんの活動や店の宣伝になると考えてのことだといいます。それほど、さんまさんはとことんまで優しく、慕ってくれた後輩は絶対に切らない人だということですよね」(前同)

 そのさんまに関して、現在、芸能界を震撼させている暴露系YouTubeの“ガーシー”こと東谷義和氏(50)が言及したこともあった。

 視聴者から「芸能人のギャラ事情」について質問された東谷氏は、島田紳助氏(66)から聞いた話として「吉本ではさんまさんが断トツナンバーワンって言ってました。めちゃめちゃもらってるって言ってました」と話した。

「テレビ界の定説では、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)や『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)といった、さんまさんのゴールデンの主要番組のギャラは1本500万円と言われています。

 ダウンタウンさんも1本500万円ということですが、松本人志さん(58)と浜田雅功さん(58)の2人でその額だといいます。それがピンになると1本300万円だといいますから、やっぱり芸人界でさんまさんは一番の稼ぎ頭ということなんでしょうね」(同)

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