■宮迫は「20年ぶりの新作コント」を披露すると宣言

 これまでも宮迫の復帰を画策してきたさんまだが、いまだ結実はしていない。しかし、宮迫は芸人魂を忘れてはいないようだ――。

 4月16日に『YAHOO!ニュース』で配信された芸能記者・中西正男氏によるインタビューで宮迫は「これからの自分」について語っている。

 宮迫は「もともと松田優作さんにあこがれて、役者がやりたくてこの世界に入ったんです。なので、自分の劇団を作って、最終的には劇場も建てたい」と野望を語った。

 当初の「テレビの世界に戻る、相方の横に戻る」という目的は潰えてしまった今は「何が何でもテレビということではないかなと。もちろん、オファーをいただければ出たいんですけど、そこに固執することはないかなと」とコメント。

 さらに「たまにコメント欄とかに『元芸人』と書かれていたりもするんです。でも、いろいろありましたけど、芸人を辞めたということはないですから。これからも芸人として、宮迫博之として前に進んでいく。そう考えています」といまだに芸人だと宣言した。

 当該記事が配信される2日前の4月14日、宮迫は自身のYouTubeチャンネルに「【芸人宮迫】20年ぶりに大舞台でコントをすることになりました」と題した動画をアップ。

 牛宮城を訪れていたお笑いコンビ・エレキコミックやついいちろう(47)の提案で、やついが主催するイベント「やついフェス2022」で約20年ぶりに新作コントを披露することが決まった。

「6月18日、19日に東京・渋谷で開催予定の同イベントはさんまさんが絡んではいないものですが、さんまさんの“とにかく今は舞台からしか手がない”という言葉を実践するかのような決意ではないでしょうか。

 さんまさんは吉本興業創業110周年特別公演『伝説の一日』でもトリを務めるなど、その影響力は絶大。だからこそ宮迫さんの復帰も後押しできるのでしょう。絶対に自分を切るようなことをしないさんまさんのためにも、宮迫さんは舞台から“芸人宮迫”としての活動をしていくのかもしれません」(前出のお笑いプロ関係者)

 さんまが最初に絵を描いたように、宮迫は舞台から、いずれはテレビの世界に戻ってくるのだろうか――。

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