■そいつどいつ刺身が吠える!

「その後も“コロナ禍だからべちゃべちゃになる料理でもいちいちマスクを付けなおしながら食べないとダメ”“『しごく』『皮をむく』というワードは下ネタを想起するから料理用語でも使うな”“キノコは見た目が卑猥だから傘を切らないと使えない”という意味不明なコンプラ対策に困る芸人が紹介されましたが、全員しぶしぶ従っていました。

 しかし、最後の街ブラで苦労したそいつどいつの市川刺身さん(32)がロケ中に激怒して、その叫びが視聴者や芸人の胸を打ったんです」(前出の関係者)

 刺身は相方の松本竹馬(32)と一緒に戸越銀座をロケしたものの「過剰にソーシャルディスタンスを取る」「店員の見た目が怪しいので反社チェックをしてくれ」「スポンサーへの配慮で自販機のロゴが映らないようにしてほしい」というやりずらすぎる状況に一度は怒りつつも、

「僕も頑張りますし、だからみんなで一緒に頑張りましょう。みんなでチームで力を合わせて」

 と、1度目は連携を促しつつこらえた。

「しかし、たい焼き屋を訪れた際に、“残酷に見えるからたい焼きを頭から食べないでほしい”“中身が見えると残酷かもしれない”という要求があり、ついに刺身が本気で怒ったんです。このたい焼きのくだりについてはわざわざ『“的外れな”動物愛護』としていたあたり、過剰なクレーマーに対する番組からの皮肉にも思えました」(前同)

 スタッフの指示に呆れて怒る気もわかない様子の刺身が「……何かちょっと悲しいなって思っただけです」と言ったのにスタッフが「何が(悲しいん)ですか?」と返答したところで、ついに刺身の堪忍袋の緒が切れてしまった。

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