■「何かもう、マジつまんなくなってきたなって思いますよね」

「『何がですか?』じゃねぇよ」「何かもう全部制限されてるというか………」という嘆きに「たぶん気にしなくていいところまで気にしちゃってるから、何かやりづらいです、僕らも」と竹馬は返し、刺身もそれに続けて、

「僕ら芸人なんで、面白いっていうのをやりたいだけなんで。(番組を)作ってる側の(目的)は分かんないですけど、何かもう、マジつまんなくなってきたなって思いますよね」

 と率直にコンプラに苦言を呈したのだ。

 ネットでは、

《今回の水ダウ、今のテレビに対するアンチーゼでめちゃめちゃ好きだったそうだコンプラなんか壊しちゃえ芸人達そいつどいつさらに好きになった笑》《水曜日のダウンタウンのコンプライアンスの説、めちゃくちゃ良いな。凄い皮肉的。》《水ダウのコンプライアンスドッキリ。視聴者演者メディア全ての人に見て欲しい。見てよかったな。皮肉が効いてて爽快だった。これこそギャラクシー賞やアメリカでいうエミー賞に値する企画だと思う》

 と、そいつどいつや番組について多くの称賛の声が寄せられていたほか、スタジオでも生駒里奈(26)は「深かったですね。制限されすぎてもちゃんと反発していかなきゃいけないみたいな、何かそういう勇気ももらいました」感動を吐露。松本人志に至っては、

「最後、刺身が怒ってくれたのは、確かに俺はちょっと嬉しかったけどね。今の芸人は言われて全部そのまましちゃうから、あれ何か『いけ いけ!』って思ったね」

 とまで刺身を激励していた。

 思わぬ一石を投じる形となった今回の説の検証結果。テレビバラエティの未来を変えることになるかーー。

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