■ロバート・デ・ニーロ=西島秀俊!?

 映画『マイ・インターン』では、妻に先立たれ、定年退職後のんびりとした生活を送っていたロバート・デ・ニーロ演じる70歳のベンが、ひょんなことからアン・ハサウェイ演じるファッション通販会社の社長、ジュールズ・オースティンの下でインターンをすることになる、というあらすじだ。

「アン・ハサウェイ演じるジュールズが経営する会社は、若手スタッフが中心の、設立から1年半しか経っていないスタートアップ企業。ジュールズは、アメリカの若手経営者のステータスであるハーバード大学を卒業していないことをコンプレックスに思っていますが、日々とても忙しく働いており、会議も5分刻みでスケジュール調整をするほどです。

 ベンは働いていた業界こそ違うものの、ベテランのサラリーマンとしての経験を生かして、スタートアップ企業の若い同僚たちの業務や生活も改善していく、といった話です」(女性誌ライター)

『ユニコーンに乗って』の脚本家、大北はるか氏が発表したコメントでは、〈佐奈の夢を支えようと集まった仲間たちとの絆や複雑な恋模様も描いていきます。彼らの奮闘を通して、勇気と癒しと胸キュンをお届けします〉と、永野演じるヒロインのみならず、他のキャストにもスポットライトが当たることが示されている。

「映画『マイ・インターン』では、ロバート・デ・ニーロ演じるベンは、ジュールズの会社で働くマッサージ師で、彼と年齢が近いフィオナと恋愛関係になります。また、ジュールズの秘書のベッキーは、同僚のジェイソンと交際していますが、彼が別の女性と浮気するなど恋愛関係のこじれも起こります。ジュールズは既婚で子持ちの設定なので、ベンと恋愛関係になることはないですが、人生の先輩のベンに夫との関係についてアドバイスをもらうなどして、友情を築いていきます」(前同)

 学歴にコンプレックスを持つ永野と、情報通りだとすれば、おじさんサラリーマンの西島が、まったく違うバックグラウンドを持つ2人を演じ、ジェネレーションギャップを感じながらも切磋琢磨して仕事に取り組み、中には恋愛話もからんでくる、というあらすじは、映画『マイ・インターン』とたしかによく似ている。

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