■最強コンビの『インビジブル』はまさかの大惨敗中

『インビジブル』は初回となった4月15日の放送の世帯視聴率は9.4%(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)だったものの、第2話では7.0%と2.4ポイントも下落。その後の世帯視聴率も右肩下がり傾向にあり、第4話は6.4%、そして5月13日放送の第5話では5.9%にまで落ち込んでいる。

 前出の制作会社関係者は続ける。

「世帯視聴率5.9%を記録した『インビジブル』第5話ですが、現在、テレビ各局が重視する13歳~49歳のコア層視聴率も2.3%と低く、若い世代にまでそっぽを向かれていることが明らかになっています。柴咲さんと高橋さんという最強コンビでこの低視聴率は、TBSとしては想定外の痛恨事態でしょうね。

 永野さんは『ハコヅメ』(日本テレビ)の好演があり、『インビジブル』でも柴咲さんと高橋さんの演技は常に高く評価されています。そんな彼らが熱演するドラマに“海外作品のパクリ疑惑”が浮上するのは、一生懸命やっている出演者たちにはあまりにも酷。ただ、そうした疑惑が視聴者離れにつながってしまっているという見方があるのも事実。

 まだ放送まで2か月もある『ユニコーンに乗って』が、映画『マイ・インターン』に似ているという指摘をものともしない面白いドラマとなり、大注目の作品になる可能性は大いにありますが、放送前からそうした指摘の声が上がるのは、現在厳しい状況にある『インビジブル』と同様で、心配ですよね……」

 過去の名作の影響を全く受けていないという作品は、この世には存在しない。永野主演の『ユニコーンに乗って』には、「映画『マイ・インターン』に似ている」という指摘を振り払って、大注目の作品になってほしい!

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