Hey!Say!JUMP・山田涼介『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』最終回での悲劇“かわいいの終わり”が気にならない「山田当て書き脚本」とモノローグ演出の絶妙さの画像
※画像はテレビ朝日『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』公式ホームページより

 山田涼介Hey!Say!JUMP/29)主演のドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系)は、イケメンであることを自覚して仕事も恋も“かわいい”を武器に生きてきた男が、自分のかわいいに消費期限があると知って奮闘するドラマだ。8話では、会社の経営不振を改革するため登場した人物に社内が振り回され、恋人ともすれ違ってしまう丸谷(山田涼介)の葛藤が描かれた。

■とにかく山田涼介がずっとかわいすぎる

 丸谷は、営業成績抜群の仕事ができる営業マンだが、とにかくなにをしてもかわいい。恋人であり同僚の和泉(芳根京子/25)と一緒にいるときや、自宅でひとり思い出し笑いをしているときの表情など、本当にかわいらしいのだ。

 自宅で一緒に料理を作っているときに、首を少し傾けて話をする優しい目線が抜群にすてきだし、和泉が名前呼びに照れてカーテンにくるまり身を隠すのを思い出して悶絶している姿は、和泉のことが愛おしく思っているのが伝わってくると同時に、丸谷のかわいらしい部分がだだもれになっている。

 脚本を手掛けた田辺茂範氏がインタビューにて、山田涼介が持つ容姿の美しさを生かした、あて書きであることを公表しているのだが、まさにその通りの仕上がりになっている。恋をして浮かれている様子も、会社で同性の同僚と談笑している姿も、爽やかさと愛嬌のバランスが絶妙で、現実にはいない、でも、いたらきっと恋をしてしまいそうなキャラクターを好演している。

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