■席狭すぎ「超高級レストラン」と謎のメイン料理

 そんな高嶋演じる二ツ橋が料理長を務める高級レストラン「アッラ・フォンターナ」にも“まさかやー”なポイントが多数ある。

 6月21日放送の第52話で宮沢氷魚(28)演じる新聞記者・青柳和彦が勤務先の編集局長と言い争いになり、店内で取っ組み合いのケンカが勃発、他の客のテーブルもぐちゃぐちゃになってしまう。そこで、「高級レストランなのにテーブルの間隔があまりに狭い」というツッコミが入っているのだ。

「『アッラ・フォンターナ』は文化人のサロンになるほどの優雅な超高級店。なのに、満席になったらスタッフのお尻がテーブルや椅子にぶつかってしまいそうなほど席の間隔が狭いのは、現実ではありえないでしょう。

 小競り合いになって転んだ編集局長が他の客のテーブルにぶつかったのも、普通の作りのレストランなら起こらなかった事態でした」(前出のテレビ誌編集者)

 6月22日放送の第53話では、暢子は入院した二ツ橋の代理として奮闘。その最中に暢子が作っていたメイン料理と思しき皿への疑問の声も上がっている。視聴者からは、料理の正体を巡って「あんこの固まりに見えた」「彩りもない茶色の塊」といったコメントをSNSに寄せられていた。

「おそらく、あれは伝統的なイタリア料理“牛肉のバローロ煮込み”というものかと。6月13日放送の第45話で二ツ橋が作っていた料理と同じもので、牛肉を赤ワインと香味野菜で柔らかく煮込んでおり、彩りのために生野菜やマッシュポテトが添えられて提供されることが多いようです。高級レストランなら見た目にこだわるはずなのに、あの殺風景なビジュアルは、実際のレストランではなさそうです」(前同)

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