■デカすぎる3歳児・晴海と暴力&めちゃ弱男・賢秀に視聴者困惑

 智の家族以外にも、沖縄では川口春奈(27)演じる暢子の姉・良子と山田裕貴(31)演じる石川博夫の愛娘、晴海が“まさかやー”なことになっていた。

「6月13日放送の第46話で登場した晴海は3歳の設定だったのですが、演じていた子役の三井絢月さんの実年齢は5歳。子どもの頃の2歳差は大きいですよね。実際に“3歳にしてはさすがにデカすぎる”と視聴者はザワついていました」(前出のテレビ誌編集者)

 視聴者からは「晴海が急にデカい」「晴海、3歳にしてはデカくないか…気のせいだはずねー」「3歳にしては5歳だな、晴海」といった声がSNSに寄せられている。

 最後に、比嘉一家の一番の問題児、竜星演じる賢秀が女性に暴力を振るったこと、かつあまりにも弱すぎることにも視聴者からツッコミが入っていた。

 6月20日放送の第51話で、佐津川愛美(33)演じる養豚場の娘、猪野清恵がお見合い相手の写真を眺めているところに賢秀が登場。「お前のような女が嫁に行けるわけないアラニ」と暴言を吐くと、清恵に「親の顔が見てみたい」と言い返される。逆上した賢秀は「母ちゃんの悪口言うな! ヤナカーギー(ブサイク)」と清恵につかみかかるのだが、即座に反撃を食らい、突き飛ばされて転んでしまう。

「賢秀は借金癖や逃亡癖、詐欺めいた健康食品の販売などクズエピソードには事欠きませんが、さすがに女性にブサイクと言い放ち、かつ暴力を振るおうとするのは論外。賢秀はプロボクサーでもあり、絶対にやってはいけない犯罪行為ですよね。賢秀演じる竜星は183センチで筋肉質な男性、佐津川は152センチで細身の女性ですから、“ドラマだと分かっていても、女性を殴ろうとする賢秀が見ていて不快”といった声がありました。

 その上、反撃されて地面に倒されて、かなり痛そうな素振りをしていましたからね……。プロボクサーとしてリングに立ったことがあるにしては、あまりにも弱かったですね」(前同)

 視聴者からは「仮にも元プロボクサーが我を忘れて女性に掴みかかるような悪口じゃないよね」「女の子に投げ飛ばされた元ボクサー賢秀」「賢秀、親の顔が見たいって言われたぐらいで清恵に暴力ふるってるし(言われて当然のことしてるのに)」「娘さんに暴力振るおうとしたの見てドン引きした」と、賢秀のクズぶりへの怒りの意見がSNSに投稿されていた。

 以上が、最新のここがヘンだよ『ちむどんどん』な8つの描写だ。

「ドラマはストーリーへの疑問、主演の暢子に共感できないなどの声が多くあり、放送のたびに炎上していますが、こうしたディテール面の詰めの甘さが、そうした視聴者からの批判の声をより助長させてしまっているのかもしれませんね……」(前同)

 毎日放送があり、シーン数が莫大な朝ドラは少々違和感を感じるようなシーンが出てくるのは致し方ないのかもしれない。『ちむどんどん』は多少それが多いような気がするが、そんな「まさかやー」ポイントを見つけるのも視聴者の楽しみになっている!?

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