■2度目の「BPO案件」勃発で今秋打ち切りの可能性も浮上!?

 8時台の『スッキリ』は世帯視聴率4~5%、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率は2%後半。一方、ライバル番組の『めざまし8』(フジテレビ系)も世帯はほぼ同じだが、コアは1%中盤にとどまっている。

「これが9時台になると『スッキリ』の世帯とコアは著しく低下し、世帯は2%から3%、コアも『めざまし8』を下回ることも。露骨な“会社のほうを向いた構成”に一定の視聴者からも不満が出ているのは明らかです。それでも今の構成を続けるのは、局への貢献度が高いからでしょう。

 その部分が評価され、“終わる終わる”と言われた『スッキリ』ですが、秋以降も継続することが決まっているといいます。ただ、そんな中で新たなBPO案件が出てきてしまったわけです。

 審理の結果次第ということになるのでしょうが、ペットサロンサイドの言い分が間違いない、番組の取材が足りなかったという判定になった際には、今秋にも急きょ打ち切りとなる可能性もあるようです……」(前出の制作会社関係者)

 番組は17年も続き、“限界説”もささやかれる『スッキリ』。2度目のBPO審理入りはどのような影響を及ぼすのだろうか――。

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