■“朝ドラ受け”を回避させる番組構成に!?
４月１１日の『ちむどんどん』放送開始から５月１８日まで、『あさイチ』では毎回スタジオトークで“朝ドラ受け”が行なわれていた。だが５月１９日の放送では、長尺の特集ＶＴＲが冒頭で流れ、朝ドラ受けはナシに。その後、時折そうした番組構成が行なわれるようになり、最近、朝ドラ受けは毎朝恒例ではなくなってきている。
「冒頭の朝ドラ受けが長くなりすぎると、生放送番組『あさイチ』の円滑な進行が妨げられる。『あさイチ』はＮＨＫの番組でしっかりと作られていて、ＶＴＲも豊富だし、ゲストも次々と来る番組。台本は秒単位でできているでしょう。朝ドラ受けの異例の１分超えには、スタッフは焦ったと思いますよ。
『ちむどんどん』に不満を持つ博多華丸・大吉のふたり、特に華丸さんですが、思わずヒートアップしすぎてしまい番組進行に影響が出てしまうのを避けるために、番組の構成を変えてしまうことで必然的に朝ドラ受けができないようにしているのかもしれません。
加えて、もしかしたら、ＮＨＫに視聴者から“博多華丸・大吉の朝ドラ受けが厳しすぎる”と、熱心な朝ドラファンからクレームが届いているのかもしれませんね。だからこそ、朝ドラ受けを避けがちだなのかと……」（前出のテレビ誌編集者）
５月１６日放送の第２６回では、暢子がついに上京。賢秀が所属しているボクシングジムに向かい、合流するはずだったのだがすでに賢秀は行方をくらませていた。東京の大学に進学した親友・早苗に電話をかけるが、メモしていた番号は間違っていたようで早苗につながらなかった。そして、暢子は途方に暮れて、東京をあてもなくさまよう羽目に。
それを受けて、大吉は「大ピンチです。ひと言で言えば、準備不足」とキッパリ指摘。
５月１９日放送の第２９回では、暢子の下宿先の居酒屋「あまゆ」に賢秀が来店。感動の再会を果たして暢子の部屋に宿泊するが、翌２０日に放送された第３０回で賢秀は暢子のカネを盗んで行方をくらませたことが判明。大吉は「ニーニー、いい加減にしなよ。捕まるよ」と、賢秀による窃盗行為に苦言を呈していた。
