■中村演じるキャラは「マイペースな“フリ”をしてる繊細なキャラ」
「くわえて、中村さんは今年５月に公開された吉岡里帆さん（２９）主演映画『ハケンアニメ！』が、初動こそ振るわなかったものの作品評価が高く口コミでジワジワとヒット。中村さんが演じていたライバルで天才アニメ監督の王子千春も“ワガママでおどけてるフリをしてるけど、実は重圧に潰されまいと必死”“『ハワイで羽を伸ばしてた』とうそぶくが実は都内のホテルに自分を缶詰にして追い込んでいた”といったキャラクターが好評で、評価が高まっていました。
設定的に『石子と羽男』もそうですが、中村さんは“飄々としてるけど内に熱いものを秘めたキャラ”を演じさせると、このうえない魅力を発揮するんですよ」（映画ライター）
中村演じる羽根岡佳男（通称：羽男）は公式サイトにて、
《「羽のように軽やかな性格」＝「羽男」と自称しているが、実際は対応能力に欠けていて想定外のことが起こると思考回路が停止してしまう。それがコンプレックスになっているが、そんな様子を見せまいと「型破りな天才弁護士」をブランディングしている。》
と記述されている。
「赤楚さんに関しても期待は十分です。２０年の『３０歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい（チェリまほ）』（テレビ東京系）でブレイクしてからまさに“旬の俳優”という感じの赤楚さんですが、今回は《真面目かつ不器用で面白みはないが、まっすぐで心優しく、困っている人を見ると助けたくなる性格》という好青年を演じます。彼の演技力は以前から評価されていますが、中村さんは実に期待させてくれるコメントを残しています」（前同）
